1.趣旨
携帯やパソコンの普及により読書量が各層、各年代で減ってきている。その結果として社会生活の基本となる人間関係におけるコミュニケーション能力の低下が問題になっている。また子ども達の読書量の減少は、ゲームや携帯電話に取って代わり、現実感の喪失や他人への思いやり情緒の欠如ともなり、犯罪の低年齢化とも大いに関係するところと考える。
日頃から洗練された文章を読むことで国語力は向上すると考える。論理力、推察力、表現力を育むこと。また、本の中のストーリーを通して、情緒、思いやりなどの心を育み、世の中のことをしっかりと受け止める社会観、人生観を持った生き方ができる力を育むこと、安心して暮らすための知識の普及を図ることはよりよい社会を作ることにもつながることだと考える。読書を通して幼児から高齢者まで多くの県民に対して、読書の重要性や楽しさを普及・推進する事業を行い、読書の素晴らしさを広く伝え、大人には生涯学習として読書を通して幅広い知識の収集、子どもたちには読書を通じてこころ豊かで想像性に富んだ人格形成に寄与し各々の人生がより豊かなものとなることを目的とする。
2.申請に至るまでの経緯
平成19年7月27日正午より発起人会を開催し、設立の趣旨、定款、会費及び財産、平成19年度及び平成20年度の事業計画、収支予算、役員の案を審議した。
平成19年7月27日午後2時00分より設立総会を開催し、発起人より設立の趣旨、定款、会費及び財産、平成19年度及び平成20年度の事業計画、収支予算、役員の案を提案し、審議の上決定した。
平成19年7月27日
NPO法人 本はよかバイ 設立代表者 廣瀬 賜代(たつみや章)
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